SO long.

お久しぶりです、皆さんこんにちは。

SecondLifeにログインしなくなってから一年半が経とうとしています。

毎度お決まりの書き出しとなってしまうことをお許しください💦

2021年も残すところあと2ヶ月。

まったくSecondLifeにログインしない状態が続いているので・・・そろそろ自分自身で見切りをつけ、SecondLifeからドロップアウトすることに致しました。

わたしがなぜSecondLifeにログインしなくなったかなど・・・「今だから話せること」を織り交ぜながら綴っていきたいと思います。

少し長くなりますがお読みいただけたら嬉しいです。

*

10年ほど続けてきたSecondLife。

この仮想空間について、今どう感じているか。

あえて言葉で表すならば

「やりたいことはやり尽くしたし、良くも悪くも色々なことを経験し学んだ」

といったところです。

*

いま振り返ってみると、SecondLifeの世界にのめり込むようになったのは・・・病気で思うように外出できなくなった頃からでした。

私は数年前に「卵巣がん」を発症し、大きな手術と化学療法を経て現在にいたっております。

入院と自宅療養を繰り返す中・・・好きな時にログインして楽しめる仮想空間は、わたしにとって「都合の良い・欠かせない居場所」のような存在になっていきました。

仕事からリタイヤして、病気と闘うと決めた矢先に・・・当時の恋人との別れを経験しました。

わたしは社会や人から「置いてけぼりにされてしまった」という寂しさを感じていました。

そんな中、仮想空間で知り合った友達とコミュニケーション出来ることが嬉しくて・・・自分は孤独ではないんだと思い直すことができました。

がんの療養生活というのは、言葉以上に壮絶なもので。

一度転移し、化学療法を受けなければならなかったこと。化学療法の影響で髪の毛が抜け落ちやせ衰え、日々自分の姿が変わっていったこと。女性特有のがんによる身体的な喪失感に心を押し潰されそうになったこと。

「なんでこんな目に遭わなきゃならないの?」と泣き喚く日もありました。

そのたびに家族や友人、そしてSecondLifeで知り合ったパートナーが懸命にわたしを支えてくれました。

SecondLifeでのパートナーは、現実でもわたしのパートナーとなりました。彼は本当に忍耐強く優しい人です。年の功だと本人は言っていますが・・・長い療養期間を一緒に過ごし続けてくれた彼には、尊敬と感謝の気持ちしかありません。

これからもお互いに支え合っていきたいと思っています。

発症から4年という療養生活を経て、現在は健康な人とほぼ同じ生活を送れるまでに回復しました。

仕事もしていて、日々忙しく暮らしています。お酒も少し飲めるようになりました。コロナウイルスも落ち着いて来たので、休日には外に出かけて元気に過ごしています。

このまま「完治」のお墨付きを頂けるよう、今後も健康維持に努めていきたい所存です。

*

SecondLifeという仮想空間は、本当にクオリティが高く、自由で開放的な世界でした。

その特性を存分に活かして、SSOCさんの景観づくりをお手伝いさせて頂きました。

カフェを作って、友達とお店ごっこをしたり。

仲間とワイワイ写真撮影をしたりもしました。毎月定例の撮影もあったりして。

写真では、Flickrでもたくさんの方に評価頂けて・・・とても嬉しかったです。

日々楽しいことを探して、色々なことに挑戦して。ある意味、現実世界よりもクリエイティブな時間を過ごしていたと思います。

SecondLifeのスタッフさんたちがSSOCの利衿町を訪れ、景観についてとても良い評価をして下さいました。

あの時の興奮は、今でも忘れることが出来ませんし・・・あの景観作りに携われたことは、SecondLifeでのわたしの誇りです。

*

一方、人付き合いの方はといいますと・・・正直に申し上げますとあまり上手に出来ませんでした。

どちらかと言うとわたしは、仮想空間において別の性格や人格を作らずに、ありのままの自分として過ごしていました。

わたしは回りくどいことや面倒が嫌いで、言いたいことは本人にハッキリと伝える性格で。

この性格は仮想空間においては勘違いされやすく、仇となりました。

*

あるとき仲の良い友達と二人、他人に仕組まれた下らないトラブルに巻き込まれました。

いま思えば、わたし達を仲違いさせようとしたのか・・・はたまたわたしが邪魔になったのか。

いずれにせよ、仕組まれたトラブルだったのだと思います。

わたしは人づてに自分がトラブルに巻き込まれていることを知り・・・すぐに一緒に巻き込まれた友達と2人で話しました。きちんと誤解を解き話は終わったのですが・・・後日になるとその方の態度は一変。

この方にとって都合の悪いことはすべてひた隠しにされ、わたしがあたかも悪人だというような内容の拡散をSNSでされました。

自分が下らないことに巻き込まれ、すぐカッとなってしまったこと。そしてわたしにハッキリと言われたこと。冷静になればなるほど、色々と恥ずかしかったんだと思います。

だから誰かのせいにして「自分は被害者なんだ」と訴えることで自分の恥を取り繕い、周りの人を繋ぎ止めておこうとしたのではないでしょうか。

この出来事は・・・仲が良かった人を悲しい形で失ってしまった、とても辛い出来事でした。

*

他にもこんな事がありました。

SecondLifeの友達がTwitterで呟いていたことに共感したので・・・自分なりの発言で返信したことが「5ちゃんねる」というネット掲示板で取り上げられました。

わたしはもともと、一方的な書き込みが出来るようなネット掲示板が好きではないので・・・書き込みされていることを知っても頑なに「見ない」と決め、それを貫いていました。

当時の5ちゃんねるを見た友人が内容を教えてくれましたが、勝手な憶測で話が盛り上がっていたそうです。

しまいには、わたしがある人物のサブアカウントだと決めつける始末。

そしてまったく面識のない方を煽り、わたしへの当て馬として登場させてきました。

当て馬となった方からは、Twitterで「一方的な当て逃げ」をされました。酷い言葉でわたしを煽り呼び出し、罵倒したのです。

ただそれは、結果わたしを傷つけることには至りませんでした。

わたしがその方を、まったく知らなかったので・・・ただの「拍子抜け案件」に過ぎなかったのです。

しかしわたしは当て馬にされてしまった方にも誠意を見せることにしました。

「おかしなことに巻き込まれてしまったことは気の毒に思うが、わたしはあなたを知らないので何も言えないんだ」という事実を、ありのままにお伝えしたのです。

わたしにはそれ以上その方のお相手をする義務もなく。敢え無くそこで事態は収束するに至りました。

*

相手の顔色や、その人の身の上や真実を知ることが難しい仮想空間で・・・活字や声だけでコミュニケーションしていくことは本当に難しいことです。

加えてなぜか仮想空間では「自分は悪くない」という自己主張をされる方が多いので・・・トラブルが起きたら、平和的解決に至ることはほぼ無いと思った方が懸命です。

わたしが巻き込まれたトラブルは、すべて最終的にその自己主張に繋がっていたというお粗末な結果でした。

そこから学んだのは「ネットの中くらいは、みんな良い人を演じていたいんだな」と自分の中で消化し、あとは時間をかけ忘れていくしかないという事でした。

「物事はなんでもグレーにしておくのが仮想空間で上手に生きるコツで、深い人間関係を築いてはいけない」と教えてくれた人もいました。

わたしはやがて、仮想空間でのコミュニケーションそのものに疑問持つようになり・・・SecondLifeで過ごすこと自体に、ストレスを覚えるようになっていきました。

思うことを自由に発言したら叩かれ、噂や憶測で人格までも決めつけられてしまうような世界に・・・わたしは何を求めているんだろうと思いました。

ここまで行き着くと、もうわたしにとって仮想空間は楽しい居場所ではなくなり・・・結果自分はSecondLifeの中では上手に生きられないんだな、ということを悟り。

大切なのは現実世界で生きる自分だな、と思うに至りました。

*

わたしは仮想空間においては、不器用な生き方をしたのだと思います。

だけど自分に正直でいられたから、傷ついたり打ちのめされたりはしていません。

SecondLifeの中で関わって下さった皆さんには大変感謝しています。本当に楽しい時間をありがとうございました。

また、わたしが関わったトラブルで嫌な気持ちにさせてしまった方にも改めてお詫びを申し上げたいと思います。

*

そして最後に、SecondLifeでの人間関係でお悩みの方へお伝えしたいことがあります。

人には「向き・不向きな世界」があります。

それは現実世界でもおなじことです。自分がその世界で上手く過ごせなかったからといって・・・それを恥じ傷つき、自分を責めることはありません。

ただしここでひとつ、勘違いをしてはいけないことがあります。

「わたしにこの世界がついてこられなかった」と納めてはいけないのです。それではただの自己愛に終わってしまいます。

大切なのはあくまでも「わたしがこの世界についていく能力を持っていなかった」と反省し、心の整理をしなくてはならないということです。

それは何故か。

物事を何かのせいにしている状態では過去から学ぶことが出来ず、先へ進むことができないからです。選んだのはすべて自分です。

不思議と仮想空間では「自分たちはおかしくない・このモラルは間違っていない」とSNSなどで価値観を押し付けるような発信をする人がいて・・・その意見に賛同だと共鳴することで、集団で安心感を得ようとする独特な動きがあります。

これは年齢層が比較的高めなSecondLifeの人口比率に起因しているかもしれません。

そして、心の弱い人ほどその強い雰囲気に飲まれていき・・・やがて押し潰され、ドロップアウトする傾向にあるようです。

*

人間関係に悩みながらも、それでも暇な時間を消費するために惰性でSecondLifeを続ける。

「こんな事をしていていったい何になるのだろう」と思いながら、それでも毎日のログインが止められない。

眠れない、自分はショートスリーパーだからと理由づけながら夜中〜朝方までパソコンの前に座り・・・仮想空間で生きる。

仮想空間の中の人間関係に一喜一憂し、心を痛めながらそれでもいい人を演じる。

もうそれは立派な「ネット中毒」です。

そんな方には、どうか現実世界での人間関係を見直して・・・あなたが過ごしている現実での時間を大切にして欲しいと伝えたいです。

人は夜行性の生き物ではありません。朝起きて、夜眠らないと・・・体内時計が狂って身体の調子がおかしくなります。

本当に大切なのは現実世界で毎日を生きていくあなたで、仮想空間を上手く渡り歩き生きるあなたではないと思うのです。

それがこの世界からドロップアウトするわたしから、最後にお伝えしたい事です。

*

本日をもちまして、このブログの更新は終了致します。

ブログとFlickrにつきましては、SS撮影についてなどの資料として・そして大切な想い出として残しておきたいと思います。

何かの折に参考にしていただければ嬉しいです。

どうか皆さん、身体に気をつけてお過ごしください。

本当にありがとうございました。

さようなら、元気でね( ¨̮ )

2021.11.6 suzurin karu 拝

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