SecondLifeでのコミュニティについて


日本人にとっての”なじみ深いゲーム”は、ゲームオーバーになってしまっても
やり直しが可能であったり、キャラクターが最終的にゴールを目指して突き
進んでいくといったようなものが定着していると思います。

しかしSecondLifeでは、自ら登録の解除を申請したりゲームの運営会社が
終わりを決めない限り、ゲームオーバーになることがありません。

“このゲームの世界で、どうやって過ごしていくか”という初歩的なことから
すべて自身の好きなように決められるスタイルのゲームです。

最初は、一人でコツコツと操作方法などを学びながら過ごす事が多いでしょう。
そして操作に慣れていくにつれ、だんだんと冒険してみたい気持ちになってくる
ことと思います。

ビューアには「行き先を調べる」といったような機能も搭載されています。
「Japan」と入力するだけでも日本人が運営する様々なSIMが検索出来ます。

初心者支援をボランティアしているSIMやプレイヤーさんも多く存在しています。
まずは色々と調べてみるのがお勧めです。

コミュニケーションが出来るようになれば徐々に輪が広がり、気の合うもの同士
が集まったコミュニティに参加してみたくなるでしょう。

コミュニティに参加する際は、まずそこで共有されているルールをしっかり確認し
自分の性格や希望の過ごし方に合っているか判断し参加されるのがお薦めです。

もちろん、人と関わる事を一切避けて一匹狼として過ごす事も可能です。
なにかやりがいを見つけて一人黙々と楽しむ事も、誰にも否定はできません。

ネットの中で人との馴れ合いを持つということは時として「SNS疲れ」のようなものを感じる事もあるかと思います。

トラブルを避けたいがために、自らの感情を押し殺して仮面を被り 良い部分だけを
見せていくのも良いのかもしれません。しかしある意味それも、時が経つにつれ
疲れてくるものです。

あまりのめり込まないように、上手に付き合っていけるのが一番だと思います。

折角ですからここでは「人と関わっていく場合の注意点」について触れてみたいな
と思います。少し「SecondLifeの闇の部分」にも触れてしまいますが、そこは現実
として受け止めて頂ければと思います。

仮想世界では、時として現実世界と同じように人間同士のトラブルも起こります。
アバターを動かしているのは紛れもなく生身の人間ですから、感情というものが
存在する以上 これは避けても避けられないものだと思います。

SecondLifeにかかわらず、ネットゲームプレイヤーが対人恐怖に陥りやすいのは
過去にトラブルに遭った際に上手く対応出来ず嫌な思いだけがトラウマとして
頭に残り それが尾を引いてしまうからではないかな、と私は考えます。


ゲーム内で仲良くなった相手と多くの時間を過ごしていると、不思議といつの間に
「なんでも分かり合えているな、心がしっかり繋がっているな」 と錯覚して
しまいがちです。

同じコミュニティに属しているとそれはなおさら強くなる傾向にあると思います。
これは大規模MMOや、他のオンラインゲームなどでも同様に感じている人が多い
のではないでしょうか。

コミュニティに参加していると、突然誰かが「マイルール」を強引に押し通そうと
したり、突拍子も無いことで怒り出したりと思わぬ災難に遭うことがあります。

それは時に「ゲームの世界だから」と簡単には割り切れないような問題に発展する
こともあります。

実際にトラブルが起きたら誰かを挟んで話をするのではなく、当人同士でしっかり
納得行くまで話し合い 事態に終止符を打つことが大切だと思います。

相手の言うことに意義を感じても、まずは相手の気持ちを尊重しましょう。
悪いと言われたことに対しては、きちんと誠意をもって謝ることです。

何しろ相手の顔が見えないぶん、心を読み取ることが難しい世界です。
相手に怒りを鎮めてもらわないことには、話し合いの場を持つことすら困難です。

言ってしまえば、会った事もない・氏素性も知らない相手との人間関係を修復する
ことは、現実世界の人間関係を修復することよりも大変だと思います。

きちんと話し合って終止符を打ったら、蒸し返さないのもマナーだと思います。
もちろん、いろんな性格の人があって当たり前ですから すぐに元通りの関係には
戻れない人もいるでしょう。

だからといって終わった話を繰り返し蒸し返されていたらいつまでも事態が終着
した事になりません。それどころか、執拗な蒸し返しというのは時に言葉の暴力
として必要以上に相手を痛めつけ、恐怖を感じさせてしまう事になってしまいます。

私自身がフレンド登録をしている周りの方々を見渡してみますと、これは世界共通
で「頭の切り替えが早い人」のほうが確実に立ち直りが早く、さらに自らの失敗を
糧として学んでいて、それらを活かしよりゲームを楽しんでいるなと感じます。

ネットゲームの世界の中でも、性格というものはその人の過ごし方に大きな影響を
与えるものなのだな、と感じます。


これは大変不条理なお話なのですが、、、、。
「気づいた時には相手の気持ちがこじれ切っていて、お手上げ状態になっていた」
なんていうことも、仮想世界の中ではさほど珍しいことではありません。

その時は、残念な事ですがその相手との関係を諦め、スッパリと縁を切ることも
選択肢の一つだと私は考えています。

これは相手から逃げる、という事ではなく
「お互いの抱えてしまったストレスを軽減するために必要な手段」だと思います。

どうにも解決できない気持ちを抱えたまま、一緒に過ごしていくことはたとえ
ゲームの中であっても辛いものです。

もちろんその際にも相手に自分の気持ちを話し、離れざるを得ない状況である事
をきちんと伝えてから離れるのがベストだと思います。

その際のルールは、切った方も切られた方も互いの事は忘れることだと思います。
よそのコミュニティで相手の悪口を言いふらすような事は、絶対にタブーです。

いくら頭に来たからといって、フェアじゃないことはお互いしないこと。
それが、人としてせめてもの誠意を持つという事ではないかなと思います。


SecondLife以外のSNSなどでも相手と交流を持っていた場合、そちらもスッパリ
関係を絶つことがポイントになってくるかと思います。
ブログやTwitterなどを利用する際には、気をつけておきたいところです。

特に、ネットゲームの世界では過去にトラブルになった相手には二度と近づかな
いことがお薦めです。関係を絶った相手のSNS関連も、今後いっさい目に入れない
ように徹底するのがいいでしょう。

SNSには、誰にも迷惑をかけずに心の闇を簡単に文字にして吐き出せるという
手軽で便利な一面があると思います。

SNSで吐き出したから、その人の心がスッキリするとは思えません。
むしろ吐き出してしまったことを、ふとした瞬間に後悔するのではと思います。

人間関係で何かある度に、SNSで心の闇を吐き出し続けているような人というのは
それを見る人にとっては決して良い印象を与えないものだと思います。

誰しも、そういった負のイメージが強い人とは関わりたくないものです。

SecondLifeやSNSには、過去にトラブルを起こした相手をブロックできる便利な
機能も備わっていますので上手に活用したいところです。

相手がいくら心のうちに潜める闇を呟いた所で、こちら側がそれを目にすることが
なければストレスが溜まることはまずありません。

非常に残念な事ですが、8年もの間 仮想世界でプレイしてきた私にも未だに
こうするくらいしか対処法が見つかっておりません。

一見、冷たい対応に感じるかもしれませんが…
「ある程度はネットの中の世界と割り切って、あまりクヨクヨ考えないこと。」
これがゲームの世界の中で上手に生きる、ということではないかなと思います。


SecondLifeのプレイヤー数が全盛期に比べて衰退した理由は、人間同士のトラブル
が起きた場合の「対応の難しさ」にもあるのではないかな、と私は感じます。

飽きたり疲れたり傷ついたら、暫しこの世界から離れてみるのもいいでしょう。
パソコンのモニターに映る世界ばかりを見ていると、知らず知らずのうちに
ゲームの中の独特な感覚に支配されてしまい、心の視野も狭くなっていくものです。

トラブルを経験したら、もちろんその時の最善を尽くして事態に終止符を打ち
あとはいい人生勉強になったと捉えて前へ進むことがいいのではないでしょうか。

忘れてはならないのは、
「大切なのはゲームの世界で生きる自分よりも、現実世界で生きる自分」です。

現実世界では、自分が苦手な人とも上手にお付き合いしていかなければならない事も
たくさんあるかと思います。誰もがきちんと社会性を持って人と接していくことを
望んでいて日々奮闘され生きておられるかと思います。

もちろん、私もそのうちの一人です。

これまでお話ししたことはあくまでもゲームの世界での人間関係のトラブル対応策と
してご紹介したものです。まれに仮想世界と現実世界がごちゃ混ぜになっている方も
お見かけしますので、このあたりは混同されないようご注意願います。

これから始めてみようかな、という方には少し酷なお話だったかもしれません。

しかしこれはなかなかどうして、、、結構大事な事だったりしますので
今回思い切って書いてみる事にいたしました。

現実として心の片隅でもしまっておいていただければ、ゲームの中の世界でも
上手に過ごしていけることと思います。

間違いなく、嫌な事よりは楽しい事の方がたくさんある世界ですからね!!

次のページでは、気分を変えてSecondLifeのビジュアル的魅力について
お話してみようと思います。


SecondLifeのビジュアル的魅力について→

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